自分流に愉しむ「気まま」な庭づくり | ||||||||||||
気ままな庭 (doroashi garden) |
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気ままな庭のwark フェンスの足元を何とかする | ||||||||||||
庭の奥、つまり裏のお宅との境界は、既製品のネットフェンスを二段重ねにし、乳白のアクリル板をとりつけて目隠しとしています。こちらからは裏のお宅の勝手口周りを見なくてすむし、こちらのリビングを覗かれることもありません。そしてネットフェンスにはつるものを這わせて緑の壁を作ろうとしています。つるものは、いまのところ、ムベ、アケビ、チョウジカズラ、ヘデラ各種、スイカズラで、年によっては風船カズラなんかも這わせたりします。 なかなかこのアイデア、気にいっていたのですが、問題がありました。つるがすぐに裏のお宅の方に伸びていってしまうこと。フェンスの背が高くて手が届かない(フェンスの高さは約2メートル)。それにフェンスの手前をロックガーデンにしているものですから、何をするのにも足元がないのです。ロックガーデンといっても、モリモリに何やかやが植わっています。 また、フェンスの下に隙間があって、そこからも裏のおうちにその何やかやが這い出だしていくのです。ところが、フェンスの下にはロックガーデンとしての少々大きめの石がごろごろ置いて(地面に埋め込んでいますから動きません)あって、這い出していくものを引き出すのに大変面倒だったのです。隙間に走ったわずか一本のヘデラを引き出すのに、植え込まれたものを踏まないように注意しながらロックガーデンに這いつくばり、石で手にけがをしながら、やっとこさ。 こういったことを年中やってはおれない、ということで、ロックガーデンの改造第一弾を実施しました。ロックガーデンができて5年目の春ということになります。 |
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フェンスに這わせたツタとスイカズラ | ||||||||||||
テイカカズラ | ||||||||||||
■まずは、足元の確保。フェンスの上のつるを手入れするために足を乗せるところです。 いろいろ考えに考えました。ロックガーデンの中に、 枕木を立てる? なんだかなあ・・・ 陶製のガーデンスツールを置く? 金額がはる割りに見栄えがなあ・・・ もっとでかい石を調達してくる? いつのことになる? それに持てる? (どこかの川原で取ってくるということです) 角材で手すりのように常設の足場を作る? デザイン的にうまくいきそうにないなあ。 で、結論は、敷石を立てること。30センチ×60センチの白い御影の敷石。ホームセンターで一枚1000円足らず。 これを2枚購入しました。3分の1ほどを土に埋め込み、とりあえずの足場はできました。敷石の厚みが6センチですから、その上に乗ってもきわめて不安定ではあります。しかし、ないよりはずっとまし。 ついで、ロックガーデンの中に置いていた石の中で、上面が平たく上に乗りやすそうなものを、つるのメンテナンス上必要なところに移動しました。 |
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睡蓮鉢の後ろの足置石 | ||||||||||||
ヒペリカムの中の足置き石 | ||||||||||||
■つぎは、フェンスの足元のメンテナンス空間作りです。 これはいろんな案を出しようがありません。とにかく手が入って草を抜ける空間を作ることだけです。 まず、フェンスぎりぎりに埋め込んでいた石を一旦撤去し、大きく穴を掘って、石を10センチほど手前に移動しました。なおかつ、石の頂部で手を切りがちでしたので(がけから崩れ落ちた石を使っているので角が鋭利なのです)、石を手前に傾けて手が入りやすいようにしました。もちろんそのおかげで移動した植物もあります。 ついで、できた隙間を深く掘り込み、砂利を埋めました。砂利で埋めたのは見栄えを考慮してのことですが、雑草が生えにくいように、また、生えても簡単に抜けるようにということでもあります。(きれいな大きな化粧用の砂利は高価でしたので、見えない下のほうは安価なものです) |
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フェンスの下に穴を掘り | ||||||||||||
砂利を入れ | ||||||||||||
化粧用の砂利を入れました | ||||||||||||
以上の作業で、丸々三日はかかりましたが、これで今までのイライラは相当軽減されると思うと、もっと早くにやっておけばよかったなと思いました。 2003年5月18日 掲載 |
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