実践編 ミニ盆栽ブーム | ||||||
一級建築士・インテリアデザイナー・ガーデンデザイナーの庭づくり講座/ガーデニングデザインメッセージ集 | ||||||
今日、盆栽棚に寒冷紗をつけました。もうすぐ梅雨も終わりですから。盆栽棚の寒冷紗は、ブドウに袋を付けるのと並んで、我が家の庭の夏の風物です。で、今日は、ミニ盆栽ブームについて最近あったこと、あれこれ。 ○ 某ミニコミ誌のインタビューを受けました。テーマは、ミニ盆栽の楽しみ。楽しみについてはいくらでも話ができますが、育て方とか、テクニックについては話すのがむつかしい。樹種によって違うし、実地ですれば簡単なことでも、口で説明するのは難しい。実際、いつも言うように、ミニトマトを育てるよりも、手間はかからないのですが、あれこれ説明しているうちに、なんだか面倒そうだねとなってしまう。そんなことないのにね。 有名な建築家、安藤忠雄さんに一年ぶりに会うことがあって、何か土産を持っていこうと思いました。で、考えたのが、僕が育てたミニ盆栽。七年位前に、京都の南禅寺の山門の前にあるモミジの実生。まだまだ、若木ではあります。しかし僕にとってはかけがえのないもの。ああいうものを送る相手は、喜んでくれる人でないとね。先生は何やかや言いながら、喜んで家に持って帰ってくれました。頼むから枯らさないでくださいよ。 先日、某社で、庭づくりを専門にしている設計の連中相手に講演をしました。そこでの話の最後に盆栽の話をしました。もちろん庭のない人もいるわけで、そういう人でも施主と庭談義をするために、ミニ盆栽を育ててみてはどうかという話。極極極小の庭。庭づくりの楽しみの一端でも感じることができるんじゃないか。あるいは例えば、自分が関わった庭に植えた木の子供を育ててみてはどうか。一生、その施主と関わるきっかけになるかもしれないよ。この話は受けましたね。講演の後の質問はミニ盆栽のことだけ。ふう。 ○ とにかく、本屋には盆栽の本がたくさん並んでいますね。僕が始めた七年位前には想像もできなかったほどの流行りっぷりです。一過性のブームに終わらないことを祈ります。 |
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