| 実践編 園芸展 |
寒くなりましたね。先日泉州の岩湧山に登りましたが、なんとアラレが！
さて、今回から、先日お話しましたように、実践編のはじまりです。といっても「実践」はみなさん自身がされることですから、私は私の実践を書いていきます。何を書くのかって？
● 庭に出て思うこと。感じたこと。
● うれしかったこと、悲しかったこと。残念だったこと、驚いたこと。
レッスンではありません。参考にしてくださいと言うつもりもありません。私の思いをありのままに、です。同じように感じてくださる方があればうれしいなと思います。
ということで、今回は「園芸展」のおはなし。
数週間前、近所の購読者の方（白ハトさん）が、ある方を連れて家にお見えになりました。その人は地域の園芸クラブ「大住が丘緑化クラブ」の方々で、毎年春と秋に開催されている園芸展に私の盆栽を出品して欲しいという依頼に来られたのでした。
「いえいえ、とてもそんなたいそうなところに出品できるほどのものは作っていませんので」とお断りいたしましたが、「おきらくな展覧会ですので」と言われ、ついついうれしがって出品することにしました。しかし、もともと展覧会に出すつもりで作ってはいませんでしたので、枝ぶりもがたがだし、葉は夏の暑さに焼けているわ、鉢と木も合っているとは言いがたいわ、ということで、出品までの一週間は、悩みに悩みました。
で、結局、ムクノキ、アベリア、コナラ、アキグミの４つを出品することにしました。当日の朝、会場の公民館のホールに恐る恐る持って行きました。とても歓迎してくださり、私の恥ずかしながらの「作品」を丁寧に展示していただきました。立派な盆栽やいつくしんで育てられた山野草や、存在感のある鉢植えの草花に混じって、私の鉢もそれなりに見えました。
実はその展覧会、毎回見ていました。しかし、今回は見る目が少し違いました。今まではなんとなく見て回るだけという感じでしたが、今回はひとつひとつ、木や花の名前や、愛情を注がれて作られた方のお名前も含めて、じっくり拝見するという気持になりました。
初めての経験でしたが、とても楽しませていただきました。
みなさんもいかがですか。近くで山野草展や盆栽展などがあれば、見に行かれることでしょうが、お仲間に入れていただいて、ご自分の自慢の「作品」をきちんとしたところで見ていただくという「栄誉」を味わってみられたら。玄関先で飾ってあるものを見るのとは全く違って、見違えるほど我が作品が立派に見えますよ（自画自賛）。それに同じ趣味を持った新しいお友達も増えることでしょう。
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